当院で採用した新たな持続グルコースモニタリング

持続グルコースモニタリング(CGM:Continuous Glucose Monitoring)とは、皮下に刺した細いセンサーにより皮下の間質液中の

グルコース濃度(間質グルコース値)を持続的に測定することで、1日の血糖変動を知ることが出来る医療機器のことです。

血糖値と皮下の間質グルコース値はほぼ同じなので、1日の血糖値の動きが持続的に視覚的にわかります。

DexcomG6

※対象はすでに強化インスリン治療が行われている患者様で

・1型糖尿病(急性発症・劇症)の方や膵臓全摘後の方

・内因性インスリン分泌の欠乏(空腹時の血中CPR0.5ng/ml未満)を認め、

重篤な有害事象が起きている血糖コントロールが不安定な2型糖尿病の方

※費用は保険診療ですので

・現在、強化インスリン療法と自己血糖測定(1日2回、月60回)を行っている場合はDexcomG6の経費26400円のうち、

自己負担3割の方は7920円が追加の負担となります。

・ただし、「自己血糖測定用センサーの余りが多く、今月は必要なし」でDexcomG6を行う場合は自己血糖測定費用分が差し引かれるため、

経費18100円のうち自己負担3割の方は5430円が追加負担となります。

・患者様の個々のケースで負担する金額が異なりますので医師ならびにスタッフに確認していただきたいと思います。

〇なにかご不明な点がある場合はクリニックの方までご連絡ください。

また、当クリニックではインスリンポンプ(テルモ社メディセーフウィズ、Medtronic社ミニメド)も取り扱っておりますので使用検討されたい方や興味のある方はクリニックまでご連絡ください。